堂主のアトリエ
皆様こんにちは。
6月。。。 うっとおしい梅雨の時期になります。
ついこの間、新年寅年が始まったと思いきやもう上半期の終りの月です。
、、、月日のたつのは早いものですね、いかがお過ごしでしょうか?
今日の御堀堂ブログ「山口日和」は、ちょっと趣向を変えまして、御堀堂3代目堂主であり、かつ現代彫刻の芸術家でもある田中米吉先生(!)にスポットをあててお贈りいたします。
皆さま弊社HPにリンクしてあります「田中米吉の世界」はご覧いただけましたでしょうか?
まだご覧になっておられない方はこちらからぜひご覧になってくださいませ。
http://www.mihorido.com/tanakayonekichi/
田中米吉先生は大正14年生まれの84歳(@@;;;)。
頭脳明晰、食欲旺盛、筋骨隆々、創作意欲は無限の先をいくすごい方です。。。
堂主にまつわるエピソードは多々あるのですが、まったくこのブログではまったくもって書ききれません^^;;
今日のところは先生のアトリエをご紹介いたしましょう。
山口市仁保の里。。。
緑がまぶしい静かな山裾にアトリエはあります。
周りはモモやブドウの果樹園が広がり、とても気持ちの良いところです。

なにやら向こうに銀色の箱が!すわっUFOかっ!yyy(@Д@)???
先生はいま秋に予定されている新作展の作品創作に心血を注いでおられました。

ここは先生の机です。いわば創作活動のコクピット。
新作展を前にちょっと進捗状況をレポートいたします。。。
ちなみにこのブログに掲載している作品たちは、すべて未完成もいいところだそうです。ボール紙での試作品もかなりあります。ですが、その雰囲気だけでも味わってみてくださいませ・・・ワクワク。。。
「この小さな箱の中に無限の宇宙がやはり無限に入り込んできて、そしてこの箱の中からも無限の宇宙がやはり無限の先まで放射されている」

「作品を考えるその時その時でそれが違ったものになってくる。ここにあるものは私がその時その時に感じたものから進化してきた過程が示されている」

「細かな作品に対しての説明は必要ない。観る人があるがままに観て、感じてくれたもの、それがすべてでよいと思う」

「作品がその空間におかれることで、その作品に内包されるものそのものが変化し、作品が変化する。無限の空間がひろがってくる」

「まだまだ作品として完成までは程遠い・・・私の感じている全部がまだ表現し尽くされていない」
御堀堂の外郎製造にも非常に厳しい堂主ですが、ご自分の創作作品についても一つの妥協も許さない厳しい目が向けられています。
今年の秋に新作発表会が東京で開催されるという予定ではありますが、「果たして作品としてまとまるだろうか・・・」とのことです。。。
優しくご説明をいただきましたが、その目の奥には私では想像もできない苦しみがあるのかなぁ・・・と、ふと考えてしまいました。
緊張感がヒシヒシと伝わり、息をのむような新作の創作場から少し離れて、過去の作品たちが収められているところも案内していただきました。

これは壁です。。。「このアトリエに引っ越してきた時に作ったんだ。なかなか面白いだろww」とのこと・・・うーむ。。。

大きな鉄の塊が宙に浮いている???(@Д@)ノノノこれらの作品はユウラユウラと動くのですよ!!「1トンを超える重さの作品もあるんだ」ひえwwww!

左の作品は山口県立美術館で発表した作品。右は名古屋のギャラリーで発表した作品です。先生曰く「この名古屋での作品が一番苦労したんだ(笑)」

新作を作っている時の先生の厳しい表情とはうってかわって、過去の作品群について語り、そしてそれらを愛おしそうにながめるおだやかな顔と優しい目がとても印象的でした。
芸術のことは全くの素人である私ですが、作品ひとつひとつに籠められているアーティストの思いというものは、凄まじい殺気と限りない愛情に満ち溢れているのだなぁ・・・とアトリエを後にしながら考えていました。
おそらく、たぶん、いや絶対に先生の作品には「御堀堂」という大切に守り育みそして受け継いでいかなければならない菓子屋としての精神をも内包しているのだと思います。
この写真に映っている先生のまなざしの向こうには何が見えているのでしょうか。ちょっとだけ気になりました。
追伸でございます。
6月1日(火)から弊社商品「御堀堂の生外郎」の消費期限が夏季消費期限に変更となり、製造日含めて2日間となります。
湿気が多く暑くなってまいりました。弊社の生外郎は環境の変化に弱く、非常に傷みやすくなっております。涼しいところに置いていただき、必ず消費期限内にお召し上がりいただけますようよろしくお願い申し上げます。
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